疾病統計と分類

医学は症状・病態経過・治療法・治療成績が似ているものを「疾病」としてまとめ、疾病の性質を明らかにし治療成績を向上させることで発展してきました。研究成果を公表し、他人の研究成果を利用し、次の研究を進めることで発展してきました。ここではその原動力となる統計と分類について紹介します。

分類

地域保健改善のための統計(死亡小票とレセプト解析)について説明します。

統計

William Sealy Gossetが開発したT検定によって自然科学の発展が急加速したと言っても過言ではないでしょう。GossetはRonald Aylmer Fisherとの親交でT検定をまとめ、FisherはF検定をまとめました。統計学で扱う多くの検定方法はT検定とF検定をもとに発達してきました。これらとは少し系列が異なるものにベイズ推計があります。ベイズ推計はT検定より古い起源を持ちますが、高い計算力を持つコンピュータの出現が不可欠なため20世紀半ばから再注目を集め、AIに発展しました。詳しい話は統計学の成書を読んでいただくとして、ここではあまりお目にかからない話をしたいと思います。